2017
07.12

手紙 その3

(手紙 その2の続き)

アフリカから帰国した彼女は
関東で仕事をし、結婚した。

彼女は今、指導する立場だ。
彼女のことだからきっと、
一生懸命過ぎて突っ走ったり、とんちんかんな質問する
生徒の気持ちも理解できるんじゃないだろうか。
どんな顔して生徒を指導してるのか、見てみたい気もする。

あの当時は、新しい未知の世界への怖れより
そこに飛び込んで行く勇気とエネルギーの方が強かった。
何事にも挑戦していく力があった。

彼女からの手紙を読んで
体の中から新たなエネルギーが湧いてきた。

もう人生の折り返し地点は過ぎてしまったけど
残りの人生の可能性は、無限大ではないとわかってるけど
でも終わりじゃない。

自分の人生、これからも夢と希望を持って
生きていこう。

彼女のキラキラ輝くまなざしは
今も変わってないような気がする。

いつか再会した時、当時と同じように
彼女の目をまっすぐに見て話せるように
私も自分の道をいきいきと生きよう。

そして・・・どうしようもなく疲れたと思った時
また力をもらうために、手紙は残しておくことに決めた。


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2017
07.10

手紙 その2

(「手紙」の続き)

どちらかというと、二人とも不器用だった。
実習先の偉い先生を怒らせてしまったことがあった。
失礼な態度をとったつもりはなく、率直に疑問点を質問しただけだったのだが
今思えば質問の言い方が悪かったのだろう。
二人で謝りに行った。

ある真冬に、星空を見ようと消灯時間過ぎてから
こっそり寮の屋上に上がったことがあった。

消灯時間過ぎて屋上へ出る事は禁止されてたけど
寝ころんで夜空を見上げ
星のまたたく宇宙空間へ吸い込まれ落ちて行くような感覚を
味わいたいと思ったのだ。

寒いので、綿入れを着て雪だるまのように着ぶくれ
コンクリートの上に新聞紙を敷いて寝転がり、夜空を見上げた。

ところが、街中は夜遅くでも明かりがあり
360度、地上から空に向かってぼぉっと明るいのだ。
夜空に星は数えるほどしか見えない。

それでもなんとか、冬の星空を堪能したいと
寒さを我慢して見上げていたが・・・思った以上に寒かった。
早々に部屋に引き揚げ、その夜の計画は失敗に終わったのだった。

彼女との思い出はたくさんある。
他にも良き友人たちに恵まれ
厳しいけれど楽しい、3年間の学生生活だった。



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2017
07.04

手紙

家の中の物を減らしてすっきりしようと
しばらく開けてない天袋の箱を出してきた。

何が入ってるのだろう・・・と開けてみたら
若かった頃の手紙。

もう何十年も開けてなくて、生活に支障なかったのだから捨てれるはず。
この際、全部処分してしまおうと思った。

そうそう、こういう種類のものは中を見てはいけない。
そのまままとめて見ないで捨てること!
読み出したら捨てれなくなる。


でも・・・ちょっとだけ

気になるし・・・


そっと封筒を見ていくと、懐かしい友人の名前があった。

彼女は当時、アフリカの地で青年海外協力隊の一員として
日々悪戦苦闘、頑張っていたのだ。

そのころのアフリカからの手紙が何通もあった。

当時のことは、なんとなく覚えていたが
読んでいくうちに、彼女が悩んだり
落ち込んだりしてたのをはっきり思い出した。

しかし、一番印象的だったのは

      怒り

自分の手の中で亡くなっていく小さな命。
あまりにもあっけなく亡くなっていってしまう命を
救えないこと、
目の前に苦しんでいる人がいるのに
それを救えないことへの怒りだった。

当時(30数年前)の日本だったら、きっと助かったはずの命が
かの地では、あまりにも簡単に亡くなっていったのである。

彼女は純粋で、いつもキラキラ輝く目をしていた。

二人、寮の部屋で将来の夢や希望を熱く語り合った事もあった。
時には楽しいことを計画して、友人たちと一緒に実行したり。
勉強と実習は厳しくて大変だったけど
いつも一生懸命で、純粋で前向きだったように思う。

(続く)


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2017
07.02

やっと

Category: 生活・家族
昨日、やっと夫が帰ってきました。

5月半ばに体調不良で入院。

すぐに回復すると思ってたのに、絶食が続き

あっという間に痩せて、声もかすれ、

痛みで身体も動かせず。


高度の医療ができる所で治療した方が良いと

5月末に国立病院へ転院。


時間はかかりましたが、なんとか退院することができました。

まだ完治ではなく、体力も戻っていませんが

徐々でいいから回復しますように。


でも・・・家に戻ってこれた・・・それが嬉しいです。

二番目のバラ
梅雨入りの日(6/7)に咲いた父のバラ




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2017
05.07

2017年今年の桜

Category: 花・植物
今年は、桜の咲き始めが寒かったせいか
家の近くの桜は1週間ほど楽しめた。

2017桜
この日はちょうど曇り空。でも満開の花が美しい。

近くの小学校の桜はそれは見事。いつもこの下を通って買い物に行く。
普段は自転車でさっと通り過ぎていく道を、桜の季節だけは
自転車を押して歩いて通る。満開のころには、ときおり花びらがチラホラと舞い落ちる。
そんな中を歩くのがとても好きだ。

ある時、風がさぁーっと吹いて、花吹雪のように舞い散るのを見た。
その中に立ってみたいと早足で歩いたのだが
その場に着いた時には、風は止んで時たまひらひらと落ちるだけ・・・

いつか、花吹雪の中にたたずんでみたいなぁ・・・



4月のある日、有名な吉野の千本桜(奈良県)を見ようと
娘たちも一緒に吉野へ行った。

しかし、まだ桜は早くて3分~5分咲き。
山一面の山桜は見れなかったけど、土産物屋や食べ物屋が並ぶ
沿道を楽しみ、お団子を食べて帰った。

娘3人と孫2人。楽しい一日となった。

2017吉野

桜の開花には早かったけど、桜の名所なので観光客は多かった。
ゆっくり楽しむには、近くの公園が一番いいのかな・・・(^^;)



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